児童家庭支援センターふたば

子どもの食緊急支援プロジェクト

児童家庭支援センターふたば

取り組み内容

1, 里親への支援:クリスマスに例年クリスマス会を開催するが、今年はできなかった為、お菓子の詰め合わせを作り里子30名に配ってまわる

2,卒園生への支援:コロナ禍で職、家を失った卒園生への支援。

3,児家センの継続支援、関係機関からの依頼

2月末までに1,30名、2,1名、3,延べ9件

寄付金の使途

12/8
里子30名 里親家庭を集めてクリスマス会をやっていたが今年はコロナ禍で集まれなかった為配る。
お菓子の詰め合わせ袋、リボン等 ¥4,810
大変喜んでいただける。また顔を見られて支援者里親双方が安心した。
 
12/11
X家 1回目15歳、10歳 次女の通う中学校の校長先生から連絡。母が知的障害の為、数回に分けての支援が適当との助言を受ける。
レトルトカレー、ラーメン、ツナ缶、バナナ他 ¥2,697
中学校の担任と同行訪問。複雑な環境の中、不登校。継続支援となる。
 
1/19
卒園生 X 20歳 本体卒園生。コロナの為失職、家も無くなる。
米、飲み物、調味料、洗剤他 ¥6,616
緊急であったが利用でき助かったとのこと。
 
1/19
X家 2回目15歳10歳 12/11の2回目。分けることにより、見守り回数が増える。
鯖缶、スープ、ジャガイモ、お魚ソーセージ、麦茶、他 ¥5,707
正月に祖母が他界し意気消沈の母であった。お線香をあげてくる。
 
1/23
X家 1歳  継続支援をしている家庭。母療育手帳B1
米、幼児のレトルトご飯、他 ¥5,531
子どもの月齢に合わない離乳食を食べさせていたので実年齢に合ったものを届ける。訪問時すぐにレトルトを食べさせる。

2/1
X家 17歳14歳12歳 長男の通っている特別支援高等学校の校長先生から連絡。父子家庭、父も知的障害者。
米、鮭フレーク、ラーメン、レトルト牛丼、他 ¥6,443
長男へ直接学校で渡す。一度に渡すとすぐになくなるからと一部持ち帰り、残りは校長室で保管してくれる。米は本児が持てるように2kgを複数持っていく。

2/1
X家 7歳8歳 s.s.w.より相談支援依頼。話の中で、重いものの買い出しの大変さ(精神疾患あり)、父の債務整理中と聞き、家庭訪問のきっかけとして食支援を提案すると受けてくれる。
米、ラーメン、鮭フレーク、シスコーン、ホットケーキミックス粉、スープ、他 ¥5,271
家庭訪問を拒んでいた家庭にうまく入ることができ、継続支援につながる。

2/4
X家 15歳10歳 次女の中学校校長先生から緊急支援の要請。2,3日何も食べていない状況。
米、キャベツ、ジャガイモ、うどん、焼きそば、ごみ袋、他 ¥3,220
子どものこと、仕事のこと、いろいろな話をする。母と相談し、次は3月中旬とする。

2/18
X家 7歳 継続支援家庭。母(祖母)子家庭。2人で風邪を引きSOS。
おかゆ、うどん、スープ、パン、肉まん、他 ¥4,565
生保家庭で普段は食支援は大丈夫と頑張っていた母だったが、緊急事態で利用し助かったと話す。

2/19
X家 1歳 1/23対応家庭。「米がなくなっちゃった。まだある?」と母から電話。
米、幼児用レトルト食品 ¥3,237
届けながら、第2子出産(4月)に向けての話をしてくる。

2/23
受験生 15歳、16歳 翌日の高校入試試験に向け、練習用の原稿用紙と一緒に届ける。
キットカット ¥600
入試の後、無事終わったとお礼の電話が入る。

現在利用金額 ¥48,697   残金 ¥51,303 保健師と打ち合わせ中2件、継続ケース等あり、3月末までに大事に無駄なく支援につなげたいと思います。

感想・思い

今回、里親家庭へも配れたことで里親支援専門員と協働で豊かな支援ができたと感謝しています。またコロナ禍ならではの卒園生の支援も助かりました。児家センのケースにおいては、知的障害者の父母の家計管理の難しさを痛感しました。制度的には家計相談をやってくれる制度はあるが、それが嫌だったり、難しかったりする。今回はプロジェクトのおかげで何回かに分けて支援することができたが、根本的にお金の使い方が変わるものではない。これを利用できている間に障害者の関係機関と討議し、食支援がなくても困らない支援法を考えたいと思う。

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