児童家庭支援ホーム希望館

子どもの食緊急支援プロジェクト

児童家庭支援ホーム希望館

取り組み内容

【実施の時期】一回目の寄付金をいただいた時から現在まで継続している。
【対象・回数(6月から2月末まで)】
①放課後デイサービス”学童クラブひまわり”へのお弁当提供・・・12回
②子ども食堂”みんなでごはん”への食材提供・・・61回
【実施の様子】
①すぐにできる支援として、施設から近い放課後等デイサービスへ”学童クラブひまわり”さんへのお弁当の提供を始めた。分散登校中で午前放課の学校が多かったため、保護者の負担軽減につながった。6月の分散登校が終わると平日のお弁当提供は必要なくなったため、8月の夏季休暇中に再度お弁当提供を行った。
冬期休暇中にもお弁当の提供を行った。この時から弁当の提供の仕方を変えた。障がいを抱える方々を雇用している”キッチンハウスみやま”にお弁当を依頼し、私たちで配達をすることとした。放デイを利用する児童の保護者の負担軽減とともに、障がいを抱える方の仕事を増やす一助となっていると考えている。
②他にできる支援は何か模索している中で高崎市の子ども食堂ネットワークの代表の方を訪ねて子ども食堂の現状を伺い、施設から近い子ども食堂”みんなでごはん”さんへの食材の提供を始めることとした。
開始当初は週に2回配達していたが、11月から週1回に減らして今後も長く支援が継続できるようにしている。
【支援を行った方々の状況】
・放ディ「おいしいです。」「助かっています。」
利用児童の保護者で子育てに悩んでいる方や悩みを抱えている方が多いとのこと。
児家センの存在を知っていただき、放デイの職員さんが来所相談にいらした。
・子ども食堂「おかげさまで最近のメニューが豪華になりました。」
子ども食堂だけでなく、子ども食堂に隣接する無料学習塾とも顔見知りになった。
子ども食堂を利用しているのは一回につき20~30名ほど。基本的に無料学習塾を利用した子どもとその家族が子ども食堂の会員になって利用している。
【今後の計画】
きっかけは子どもの食緊急支援プロジェクトだったが、今回このような取り組みを始めた以上は終わりにはできない、法人内で募金活動をして法人の社会貢献活動としての取り組みに発展させた。今後も細々と食の支援を継続していきます。

寄付金の使途

収入 プロジェクト支援金…330,000円(3回分)
支出 準備品・弁当代・食材…284,940円
今後も食材・弁当の支援を継続します。

感想・思い

・弁当の形式を変えて、提供する側・される側に喜んでもらえました。
・募金活動を通じて職場内にも支援の心が広がっていることを感じられてうれしかったです。
・この活動を知っていただいた近隣の方から、あまった食材・野菜等をいただくことが増えました。
・児家センで受理した新しいケースで、子ども食堂でお弁当を食べている方がいらっしゃって、相談者には伝えていないが、地域とのつながりを感じました。
・子どもの食緊急支援プロジェクトがきっかけですが、これからもみなさんの、地域の、法人の協力をいただきながら食の支援を継続していきます。このような機会をいただき、ありがとうございました。

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