みなみやまてこども家庭支援センターびぃどろ

子どもの食緊急支援プロジェクト

みなみやまてこども家庭支援センターびぃどろ

取り組み内容

〇『食』支援活動
・内容
お弁当(おせっかい弁当)及びお菓子・デザート・レトルト食品(寄付等)などの配布
当所職員または協力者が直接対象家庭に届け、手渡しする際に会話等で新しい支援につなげる。
・実施の様子
毎週1回、夕食の代わりになるお弁当を各家庭に届けています。顔のつながる関係と構築した信頼関係をもとに次の支援へつなげていくことを継続的な目標として活動してきました。支援世帯は8世帯(28名)と広がりを見せています。毎週1回顔を合わせ、お弁当を届けつつ会話をすることで、家庭内の様子を拝見し相談事もリアルに感じられ、関係構築ができている実感があります。相談支援以前に生活の基盤である「食」が満たされることで、相談する意欲、生活を改善する意欲につながっていると感じます。その上で各家庭の孤立の解消、当所支援の受け入れ、他機関の紹介へと発展しています。
3月以降は、新しい支援家庭の開拓を進める予定。

〇子ども食堂支援活動
・内容
H2.10月に発足したオランダ坂こども食堂実行委員会(教会関係者、地域青年会、PTA、地域包括支援センター、育成協等参加)に対する活動協力。実施に係る広報、衛生関係、児童の活動備品等についての資金協力。調理関係の補佐、レク等の活動支援、会場設営等にかかる協力。
月1回の子ども食堂を開催を支援(毎月第4土曜10:00~14:00)
令和2年10月24日、11月28日、12月26日、令和3年1月23日 4回実施
お弁当の形にして参加できない家庭にお届けする活動も行っています。

教会の食堂を開放していただき、地域の子どもたちの居場所となることを目的としながら活動しています。毎回50食ほどの食事を提供しています。食事提供の間、折り紙や読書、ゲームなど大人との関わりや子ども同士のつながりをつくる工夫もしながら活動しています。現在4回目の活動を終了しました。コロナ禍の中、集まることが困難なため、お弁当配布の形で感染予防を徹底して継続しています。

寄付金の使途

〇『食』支援活動
資金の使い道:お弁当費用 1食600円 テイクアウト費用
実施期間:令和2年10月1日(木)~令和3年1月28日(木) 毎週木曜夕食(全15回)
お弁当配布数:8世帯28名に対し389食を提供 ※R3.2.1現在
費用内訳:収入:寄付金200,000(7/31第2期支援分)  250,000(12/1第3期支援分)
     支出:弁当389食の支援 600円×389食=233,400円

〇子ども食堂支援活動
資金提供:収入:寄付金150,000(12/1)入金分
     支出:子ども食堂啓発のための看板製作費及び設置費用 49.500円
        今後活動を拡大し、学習支援・居場所支援を実施予定のため、その際の学習用具・遊び活動の備品等に充てる予定

感想・思い

〇『食』支援活動
利用者の方々からは、子どもが毎週「お弁当の日だー」とテンションが上がっている。お弁当の中身を見て「これ何?どんな味?」など「食」に興味を持ってくれている。親子の会話が多くなった。夕食の準備を週1回お休みできるので余裕が生まれた。週1で担当の方とお会いできるので安心感がある。片付けもなくゆっくりする時間ができる等嬉しい感想をいただいています。「おせっかい弁当」の名の通りに、ちょっとしたおせっかいで思いやりのある街づくりのモデルとして、より発展できるよう今後も継続してつながり続ける活動にしたいと考えています。また、子ども食堂とコラボして、他事業所の方が同じようなお弁当支援に取り組んでくれるようになったことも成果と言えるかもしれません。

〇子ども食堂支援活動
少しずつ子どもたちの出入りも増えてきていますが、これからより広報を活発化しようと子ども食堂の看板を作成し、設置して地域の皆さんへお知らせすることを試みています。また、SNSの活用やこども同士の口コミ等も利用しつつ、必要な子に食・居場所を届けられるように活動していきます。今後、学習支援や他の活動につながるよう研鑽を重ねつつ活動をしていきたいと考えています。


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