児童家庭支援センターうぃず

子どもの食緊急支援プロジェクト

児童家庭支援センターうぃず

取り組み内容

 12月24日に、子ども1人あたりお米のレトルトパック2個、レトルトカレー2箱を区内の放課後児童クラブ7か所、寄り添い型生活支援事業1か所に配布した。配布数は、放課後児童クラブに245人分(490食)、寄り添い型生活支援事業に25人分(50食)の計270人分(540食)だった。配布した食料の運用方法は各事業所にお任せした。所属する子どもたちに均等に配布する、気になるが現在疎遠になっている家庭に配布する、退所しているが気になる家庭に配布する等、運用方法はさまざまであった。

寄付金の使途

お米のレトルトパック540個:51,000円
レトルトカレー540箱:49,000円
計100,000円

感想・思い

 当所は2016年に開所したばかりの若い施設であるため、まだまだ地域に根を張った施設とは言い難い。そのため、第一弾では瀬谷区社会福祉協議会、子ども食堂、第3弾では放課後児童クラブ、寄り添い型生活支援事業に力を貸していただき子どもの食緊急支援プロジェクトに取り組んだ。様々な地域資源に協力してもらいながら取り組んだことで、地域の支援機関と顔が見える関係になることができた。これをきっかけに、地域に根差したより良い支援の展開、他の支援機関との連携強化に繋がればと感じている。また、今回の活動をきっかけに、区内の学童保育連絡会に参加し、児童家庭支援センターについて説明する機会をいただいた。今回できた地域の支援機関とのつながりを途切れさせてはいけないと感じている。
 食料を配布した事業所からは、「これを持って行くことを理由にして、現在は疎遠になってしまっているけど気になる家庭に連絡してみます。」等の声をいただくこともができた。放課後児童クラブの支援が広がる手助けになったのなら幸いだと感じ、児童家庭支援センターでも担うところがあるならば、共同して行えればと思う。
 当所が管轄する区は、市内18区の中で母子家庭、生活保護世帯、障害者手帳の交付の割合が高い地域であり、支援を必要とする方が平時から多い。そういった地域特性を持ちながら、今回の新型コロナウイルス感染症の影響で平時よりも支援が必要となる、支援が必要となった方がより一層増えている状況にある。そのため、このような活動をすることができたことはありがたい。平時から支援を必要とする方が多い地域であるため、今回のような活動を継続して行う手立ても考えていく必要を感じている。

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