児童家庭支援センターどんぐり

子どもの食緊急支援プロジェクト

児童家庭支援センターどんぐり

内容・資金の使い道・時期・回数・費用内訳等

寄付金は食材、日用品、衣類、靴、教養娯楽品(本や玩具等)の購入費に充当し、児童と一緒に買い物(買い物学習)をしたり、食材を購入し一緒に調理を行う等の支援を実施した。
期間:2020年6月14日~9月27日
・30回

活動の様子

対象児童の年齢に応じて、一緒に買い物に行き、商品の選び方やレジでの会計などの「買い物学習」を行った。自分で服を選ぶ等の経験が少ない児童もおり、はじめは戸惑いながらであったが次第に嬉しそうに選んでいた。買い物の経験をすると共に身だしなみや衛生管理等の意識づけにもつながったと思われる。
・購入した食材で一緒に調理を行い、食事作りに悩んでおられた母子家庭への支援を実施した。幼児の食事、献立作りなどの相談が出来る人が身近にいないというご家庭だったため、幼児でも食べやすい食事、作り置き等、母の負担軽減につながる工夫をアドバイスした。(ヘルパーさんになかなか相談ができない関係だった)
・食料品・日用品を届ける際に家庭訪問し、家の中の様子(子どもの入浴援助や掃除等実施)や家族の近況について確認することができた。コロナ禍で長引く休校や登園自粛によるストレスも多く、家庭内でイライラする場面が増えた等の相談も聞かれた。
・外出自粛という状況が続き、家の中での過ごし方を提案・助言する上で玩具や本などの教養娯楽品の支援を行った。親子で気分転換できた等(虐待予防)の反応を頂いた。経済的にひっ迫した状況下(収入源など)では子どもの学用品や教養娯楽品は後回しになりやすいが、今回のプロジェクトで支援できたことによって、子どもの情緒的発育や、親の心の余裕を生むことにもつながったのではないかと思う。
・ショートステイでの食費に当てさせて頂いた分については、行政からも「助かりました」との連絡があった。

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