児童家庭支援センターおるおるステーション

心と体の健康をサポートする活動

児童家庭支援センターおるおるステーション

2021年3月1日 活動報告 0

取り組み内容

子どもに野菜の収穫体験及び農家さんより野菜を購入して、子ども食堂への食材提供。また支援が必要な家庭への食材支援を継続して実施している。

11月 地域の子どもの野菜収穫体験 2回
12月 支援が必要な世帯15家庭へに対して、クリスマスプレゼントとしてお菓子の詰め合わせを配布。
地域子ども食堂へお菓子の詰め合わせを配布。
クリスマスに合わせて、被服や靴、文房具等の物品支援が必要がある10家庭へ、被服や靴、文房具を購入。

~現在 継続的な食糧支援が必要である世帯、10家庭へ少ない家庭で月1回、多い家庭では10回程の食糧支援を継続実施。米、レトルト食品、冷凍食品、スポーツドリンク等

寄付金の使途

野菜収穫体験、野菜購入 10,000円×2回実施 20,000円
クリスマスお菓子詰め合わせ 200円×300個 60,000円
衣服、文房具、靴購入費用 34,986円
個別食料支援 10家庭 11月~2月末 56,789円

感想・思い

児童家庭支援センターがアウトリーチによって、様々な課題を抱える家庭を見つけることができたが、氷山の一角であり実際に今も生活に困っている家庭は多くある。緊急事態宣言の再発令によって、また仕事の関係や社会のストレスによって多くの不安や不満を抱えて今にも爆発しそうな危うい家庭も見てきた。多くの専門機関や関係機関が手を取り合い、支援が必要な家庭に対して、連携した支援と、できる者ができる事を行っていくことが大切と感じている。
現在、おるおるステーションで支援を行っている家庭も支援の幅を検討したり、他の関係機関へ繋ぎ、切れ目のない支援と自立とのバランスに注意しながら行っていきたい。12月の被服等の支援では、食料ではないが実際に支援している家庭の子どもがボロボロの服や靴、5センチにも満たない鉛筆を使用していたりする状況であった。子ども自身は環境に慣れてしまっている為、それが普通という認識である。しかし、学校の友人や周囲から見れば普通ではないのも事実であり、そういった状況がいじめ・不登校、非行へ発展してしまう可能性を懸念し実施した。保護者の中には涙を流して喜んでいる方もおり、『子どもには服と靴の神様が来てくれたと伝えても良いですか?』と言う家庭もあった。
中には、前述した通り、ボロボロの靴や服に慣れてしまい、新品の靴や服に違和感しか感じなく、落ち着かない子どももいたり、子どもをとりまく環境の課題も見えた。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です