児童家庭支援センターゆずりは

心と体の健康をサポートする活動

児童家庭支援センターゆずりは

2020年10月1日 活動報告 0

内容・資金の使い道・時期・回数・費用内訳等

①【特定妊婦へのアウトリーチ支援】
内容:大分市と協働し、特定妊婦・要保護・要支援家庭へ必要物品を提供。
   本プロジェクトを支援の入口として、継続的な支援につなげる。
使途:ミルク・おむつ・おしりふき・食材等。家庭に応じて支援。
時期:8月~9月末
内訳:25世帯×4000円程度=100,000円

②【ゆずりはキッチン】
内容:子育てサロンるんるん♪利用者・ゆずりはの相談者へ弁当の提供。
   日曜日のランチにおいしい弁当で家族団欒の良い時間を過ごしてもらう。
使途:家族全員分の弁当。
   地域理解を図るためゆずりは近隣の弁当屋に発注。
時期:9月・56世帯を2回に分けて実施
内訳:弁当195個×800円=156,000円

③【ゆずりは食支援プロジェクト】
内容:ゆずりはの利用家庭へ食材を提供。
   相談支援と並行して実施し、必要な物品を柔軟に提供。
使途:米5kg・カップ麺・お菓子・生もの・野菜・調味料等
時期:8月~9月末
内訳:36世帯×4000円程度=144,000円

活動の様子

【活動報告】
① 【特定妊婦へのアウトリーチ支援】
プロジェクトを通して、行政とタッグを組んでニーズの掘り起こしだけでなく、経済面へのアプローチが可能になった。行政では物品の提供は難しいため、課題解決の一端を担うことができ大変喜ばれた。相談者からもコロナ禍の影響を大きく受けている家庭はもちろん、慢性的な困りを抱えている家庭もあり、食プロジェクトを通して継続的な相談に繋がった。

② 【ゆずりはキッチン】
 学童や放デイのない日曜日のお昼のお弁当を家族全員分配布することにより、保護者への負担軽減と家族団欒の時間を提供した。お弁当はゆずりは付近の理解あるお弁当屋さんへお願いし、地域理解の促進も兼ねてプロジェクトの趣旨の事前説明を行い、夢のあるお弁当を作ってもらった。こどもたちより見ても食べてもわくわくする素敵なお弁当に感激の声をいただいた。更に、弁当配布には中・高生の児童に協力してもらい、子どもたちの活躍の場になった。また、弁当をもって近くの公園で家族で食事する家庭もあり、ねらい通りの家族支援が実施できた。

③ 【ゆずりは食支援プロジェクト】
 ゆずりはを利用している家庭へ相談支援と並行して必要な食材や品物の支援を行った。夏休みに実施したこともあり、子どもたちへ直接渡すことができ安否確認や様子伺いも同時に行うことができた。また、コロナ禍の影響を受けている家庭にタイムリーに必要な物品を柔軟に提供でき、プロジェクトを通して普段の支援では難しいスピード感のある経済的支援が実施できた。


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