子ども家庭支援センターとも

心と体の健康をサポートする活動

子ども家庭支援センターとも

2020年9月15日 活動報告 0

内容・資金の使い道・時期・回数・費用内訳等

第二次の寄付金で、社会福祉協議会や国際交流協会等に外国籍の子どもに対する支援を目的とした食料品の配布を行った。中濃圏域の中でも外国籍の方が多いと思われる市町村に聞き取りを行い、子どもが簡単に食べられてかつ喜びそうな、コーンフレークやパウチのミカン、お菓子を10万円分用意した。
現に貸付を行っている外国籍家庭のおおまかな世帯数等から食料品を割り振り、8月下旬から9月上旬にかけて社会福祉協議会6か所、国際交流協会2か所、フィリピン人の子どもが通う認可外保育所とブラジル人学校の計10か所にお渡しした。(うち1か所、ひとり親家庭に対する学習支援の子どもへの支援も含む。)

活動の様子

今回の支援のきっかけは、第一次支援時に、「コロナにより失業して貸付にくる外国籍の方が増えたが、何か支援はないか?」と社協の方との雑談で尋ねられたことである。地域柄、工場勤務の外国人労働者が多く、そこに自動車工場の閉鎖が重なったことでより貸付を頼る外国籍の方が増えていることを知った。
食料品の選定は、子どもだけでも火を使うことなく朝食をとれるようにコーンフレークを選び、処理の負担が無いように缶詰ではなくパウチのミカンを考えた。お菓子は、たまごぼうろやアンパンマンのついた煎餅も入れ、幅を持たせるよう意識した。実際にお渡しした際に、たまごぼうろを見て喜んでくださったり、センター職員がブラジル人生徒にお菓子を差して『好き?』と尋ねたところ頷いて答えてくれたり、反応は上々だった。
課題とまではいかないが、プロジェクトの趣旨や外国籍のお子さんにとの当センターの思いを寄付先に説明すると、「親が失業していないと対象にならないか?」等、対象を絞って渡してほしいと伝わってしまい、配布が困難だと言われることがあった。あくまで、コロナの影響で不自由な思いをしている子ども達の為に役立ててもらえれば構わないとお渡しした。また、聞き取りの段階でオムツや粉ミルクの希望も聞かれたが、支援に十分な量を一時保管しておく場所はセンター内にはなくあきらめた。食料品も、割り振る手間を考えると、種類を絞って準備する方法を取らざるを得なかったが、これは仕方のないことだと考えている。

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