子ども家庭支援センターあまぎやま

心と体の健康をサポートする活動

子ども家庭支援センターあまぎやま

2020年6月18日 活動報告 0

内容・資金の使い道・時期・回数・費用内訳等

1)取り組み概要
大牟田市社会福祉法人地域公益活動協議会(以下、社福公益協)は、3月6日、大牟田市要保護児童対策地域協議会(大牟田市子ども支援ネットワーク協議会)より、スクールソーシャルワーカーによるスクリーニングにて抽出された「臨時休校中に食事に困るかつ、見守りが必要な児童」に対して、食料提供の依頼を受けた。それにより、3月9日より、市教育委員会、市子ども家庭課、こども家庭支援センターあまぎやま、スクールソーシャルワーカー、大牟田市社会福祉協議会で分担し、「弁当・パン」の小中学校への配送活動を実施した。また学校での食事の提供(弁当)や訪問による配食(パン)をスクールソーシャルワーカーと教員が行った。

*45日間でもともとの予算に今回プロジェクト寄付金も合わせ、1,075,620円分 合計2156食の食料支援を実施した(別途いただいた資料から事務局が追記)。

2)事業を通して賛同者からの支援について
賛同者のレストラン・お菓子屋からの野菜ジュースやクッキーを前にした子ども達の笑顔は、私たち大人も元気になり、支援の輪が広がった。子どもたちとの会話も広がり、関係も深まりましたと学校関係者からの便りもあった。
コロナ禍で大変な状況でも、この活動を理解とサポートいただき、関係者も勇気づけられた。

活動の様子

休校開始後、早い段階で、大牟田市要保護児童対策地域協議会と社福公益協が繋がったことが大きく、学校(市教委)、子ども家庭課、こども家庭支援センター、社福公益協、社協等が、多職種協働で事業を進めたことは非常に意義深い。今回の経験から、夏休み・冬休み等の長期休校日等においても見守りが必要な児童に対して、食料をツールとした児童・保護者とのアプローチが有効であると感じた。これから、関係者へのアンケートを行い、第2波への備え含め、より良い連携と支援の在り方を考える。

社福公益協では、これまでも生活困窮者レスキュー事業(ゴミ屋敷清掃活動、食料支援、つなぎ資金貸付、シエルター、日用品支援等々)を展開してきたが、今後も継続的に子ども支援への取り組みが必要と考える。

スクールソーシャルワーカーをはじめ、学校関係者と定期的な意見交換を予定しているので、「子どもを守る・育む」「家庭を支える」という観点から、相互に協力し、地域も巻き込みながら、新たな多職種協働の展開としても期待しているところである。


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