児童家庭支援センターゆずりは

子どもの食緊急支援プロジェクト

児童家庭支援センターゆずりは

取り組み内容

・実施時期:12月末実施
・対象:ゆずりはに相談のある子育て世帯(33世帯)
・実施の様子:年末にかけコロナ第3波が到来したため、感染リスクを考慮したうえで郵送にて年末年始の食材を配布。特に訪問による様子伺いが必要な家庭にのみ持参し、相談支援の一環として提供することができた。送付した食材は米5Kg、もち、おせち料理に使用できるかまぼこやハム、お菓子を詰め合わせた。核家族・共働き・生活困窮と年末年始におせち料理を作って食べる文化を経験したことのない家庭がほとんどであるため、そのきっかけになればとの想いで食材を選んだ。
・今後の計画:第3弾の食プロジェクトでは、リスクの高い要保護家庭かつ恒常的な生活困窮世帯を選別して実施した。今後も継続的な相談支援を実施することはもちろん、社会福祉協議会やフードバンクと連携しながら生活基盤への支援も行う。

寄付金の使途

食材    ・・・¥74,331(2252円/世帯×33世帯)
ゆうパック ・・・¥4,840
送料    ・・・¥25,600
合計    ・・・¥104,771

感想・思い

「ゆずりはから宅配便が届いたので、お正月はおせち料理を作りました。」と彩り豊かなおせち料理の写真とともにうれしい報告が届きました。また「もちを買おうと思っていたけど、高くてどうしようかと悩んでいた。」という子育て世帯の切実な声にも対応でき、食プロジェクトを通して年末年始の豊かな時間を過ごしてほしいという想いが届けられたように感じます。
ゆずりはの関わる家庭は公的な制度に該当しないが養育や生活に困りのある、まさに制度の狭間にある家庭です。食プロジェクトをきっかけとしてドアが開いた家庭も多くあり、継続的に関わってきた家庭に加えて新たな家庭と出会い、相談に応じられるようになりました。柔軟度の高い食プロジェクトによってニーズに応じた支援を実施できたことに感謝します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です