こども家庭支援センターひかり

子どもの食緊急支援プロジェクト

こども家庭支援センターひかり

内容・資金の使い道・時期・回数・費用内訳等

内訳
こども24人・家族14世帯(44人)

家庭 子ども 家族 延べ訪問  合計子ども 合計家族
     人数  人数   回数   人数    人数
a 2   3  2      4   6
b 3   4  4      12   16
c 1   3  4      4   12
a 2   4  5      10   20
b 2   3  4      8   12
c 2   3  4      8   12
a 2   4  4      8   16
b 1   2  4      4   8
c 2   3  5      10   15
a 1   3  3      3   9
b 2   3  4      8   12
c 3   4  2      6   8
a 2   4  1      2   4
b 2   4  1      2   4
合計 27   47  47      89   154

家族全員で1人1回当たり 200000÷154 1298.701299 約1300円
当センターでは14世帯(子ども数24名・家族人数44名)のご家庭へ訪問。訪問の際にはバックに手づくり折り紙をつけたりメッセージカードを添えた。金額としては一回一人分として1300円程。回数としては概ね5回ぐらいと考えていた。総訪問回数は47回。1回だけでいいという方には、当初に決めていた回数の4回分を一回で届けたり、食プロジェクトをしていることを知った関係機関から緊急で届けてほしいとのケースや、後半になり、このご家庭にも食が必要であるため届けてほしいという関係機関からの要望も数件あった。そのため、回数にばらつきもでた。日程と時間は、できるだけご家族が負担にならないようにご希望に添えるようにした。内容については、子どもさんのための食プロという趣旨をご理解いただき、できるだけ具体的にメーカーや嗜好、好きなもの必要な物を聞き、毎回その必要な物を届けるということを心掛けた。何件ものお店にいかなければ準備できないことも多々あったが、そのご家庭で必要な物をお届けすることにこだわった。赤ちゃんがいるご家庭にはミルクを届けることができたり、そのご家族にあわせてお届けさせてもらえたことは良かった。

活動の様子

当センターでは、訪問家庭に関しては、当センターと関係あるご家庭、近隣の役場、社協など関係機関とも相談し、ご家庭で受け入れてくださった所へ訪問することとなった。関係機関と一緒に行く場合と、その後は当センターだけで訪問し、当センターへ相談としてつながるご家庭もあった。関係機関とも、このプロジェクトを通して繋がれたこともありがたかった。当センターが今回のプロジェクトで心がけたことは、個々の家庭(子どもさんの嗜好)にできるだけ寄り添い、食を準備していくということであった。必要な物をできるだけ具体的に、詳しく教えてもらい準備した。そこから会話がどんどん増えていった。こちらが勝手に、これだったら子どもさんは好きだろうと考えても、嗜好は本当にそれぞれであることも知った。また家庭によって、調理の道具や方法も想像以上にそれぞれ違うことも知れた。例えば、インスタント食品は食べないのでできるだけ野菜が欲しいとう希望、仕事が忙しく、子どもさんにできるだけ手作りをしたいが時間がないので、切った野菜が希望など、こちらが食を決めつけてはいけないことがよくわかった。また、食を通しての関わりということで、子どもさんの健康状態などもご家族の方と一緒に考えることができ、生活の中でどれほど食が大きくかかわっているのかを改めて感じた。子どもさんが抹茶のお菓子を希望してくれると、我々職員は仕事が休みの日でも、抹茶のお菓子を見るとその子どもさんの顔が浮かぶようになった。届けると、子どもさんは膝に座ってきてくれるようになった。また、食プロジェクトで食を届けていることを知った関係機関から、子どもさんが病気になり緊急でこの家庭へお願いしたいと連絡が来、冷えピタや病気の時でも飲めるもの食べれるものをすぐに購入し、その日すぐ届けたこともあった。我々職員は皆さまからのご厚意を受け取り、食事を届けさせてもらうという立場であったが、このプロジェクトをきっかけに、多くの方とつながることができ、生活の中での食の大切をさを知ることができた。プロジェクトが終了しても継続して関わっていこうと考えている。このプロジェクトに参加をさていただけたことに、心より感謝している。

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