こばと子ども家庭支援センター

心と体の健康をサポートする活動

こばと子ども家庭支援センター

2021年2月27日 活動報告 0

取り組み内容

【対象】
市家庭児童相談室と協働し、要保護家庭を中心に食材を提供した。
市内全域の乳幼児、学齢児がいる世帯で、現時点で80世帯に提供済み。
【時期】
12月20日頃より開始。

寄付金の使途

全額を食材の購入費に充てた(残金は市家庭児童相談室や母子保健行政などからの依頼に随時対応し食材提供していく。)・レトルトご飯、カレー、親子丼など200食
・カップ麺、インスタントラーメン160食
・麦茶50本
・クリスマス向けお菓子50名分
・おでん40名分
・切り餅20袋
・粉ミルク6缶
計 80,000円

感想・思い

 これまでは乳児院に併設されたセンターの特徴を生かし乳幼児を中心に食材提供を実施しながら緩やかに支援を繋いできた。しかし、連携させていただいた市家庭児童相談室から「給食提供のない休暇期間の食保障が難しい家庭が多く、学齢児にも対象を広げてほしい」との提案があったことから今回は対象を拡大し乳幼児に加えて学齢児も対象とした。
年末は普段よりも出費がかさむことで経済的に困る世帯も増える。食の保障だけでなくタイミング良く届けることで支援のきっかけづくりになっていると痛感した。今回は食材提供時期をクリスマスやお正月の時期と重ね、季節感を大切にお菓子セットやバウムクーヘン、切り餅などを用意したことで、各家庭でもかなり喜ばれた。レトルト食品や缶詰は遠慮して受け取られない家庭でもお菓子であれば受け取っていただけた。また、お菓子をみて「この子はこのお菓子が好き。よく買っている」などの話も出ており、子どもへの想いが垣間見える瞬間もあった。
本プロジェクトの支援は自由度が高く、多様な背景のある家庭に合わせて届けることができ、非常に感謝している。支援開始当初はコロナ禍による影響を強く感じていたが、新しい生活様式が定着しつつある中でも各家庭の困難さは変わらずあることに気付かされた。こうした支援を継続させていくためには、1センターでは難しく福祉に限らない多様な機関や人との繋がりが必要である。今後も継続した支援となるように取り組んでいきたい。

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