児童家庭支援センターかわわ
取り組み内容
③ 令和2年12月、令和3年1月に1回ずつ、市営住宅の子育て世帯を対象に実施した、お弁当の宅配イベント「冬休みキッズまんぷく大作戦」の活動費用
寄付金の使途
③ お弁当代 45,000円 チラシ代 3,044円 カップケーキ材料費 18,744円 包材 5,333円 計 72,121円
感想・思い
② 令和2年8月に実施した弁当宅配イベントを、令和2年12月25日と令和3年1月6日の2回に渡り、8月に行ったところと同じ団地にて実施いたしました。今回も、区内の中学校にお弁当を卸している「はらの」さんにお世話になりました。
1回目のアンケートで好評をいただいたことが、団地の皆様同士の間でも話題になったのか、1回目よりも2倍近く多い世帯からの申し込みを受けました。1日目の実施が終わってから2日目の申し込みをして下さったご家庭もありと、徐々に申し込み世帯が増えていっております。
利用者の皆様に行っていただいたアンケートでは「給食のない時期なので、とても助かっています。無料なのが申し訳ないほどです。」「子どもの学校や保育園のない日に、1日でもお昼ご飯を届けていただけることは非常にありがたいです。」「量も多くてデザートまで付いており、大変満足出来ました。ごちそうさまでした。」等のお言葉を頂きました。貴法人のご寄付を活用させて頂き、新規開拓エリアの方々との関係が深まっている実感があります。誠に感謝申し上げます。今後は、弁当配達のイベントだけではなく、様々な親子向けイベントを展開していきたいです。
③ 当センターでは、今年度の6月から地域の子育て世帯への支援の一環として、フードバンクの提供を始めました。より多くの家庭を支援していく事が出来るよう、様々な機関の方々に協力して頂く中で、主任児童委員様から、ボランティア団体「ふれんど♡らぶ」を紹介して頂きました。自治会の中から誕生した、ふれんど♡らぶは、今年度の地域の夏祭りで屋台を出店し、そこで得た資金を活用して、令和2年10月より月に一度、朝食を提供する子ども食堂「おはよう食堂」を運営し始める計画を立てていたそうです。しかし、今年度はコロナウィルスの影響もあり、お祭りが軒並み中止となってしまったため、運営資金の工面に困っていたとのこと。
「フードバンクの支援だけでも利用させてあげられないでしょうか?」という、主任児童委員様のお言葉を受け、最善の支援を考えた結果、運営資金の提供をすることが決まりました。
1回の開催につきカレー・サラダ・味噌汁・目玉焼き・ひじき煮・果物というように、品数豊富で豪華な朝食を提供しているそうです。ふれんど♡らぶの代表者様より「無事に開催できるのか、続けて行けるのか、とても心配でしたが本当に本当に助かりました。子ども達が、ご飯をもりもり食べている姿を見ると『子ども食堂を始めてよかった。』と心の底から思います。このようなご支援を頂き、大変感謝しております。」とのお言葉を頂きました。おはよう食堂では現在、小学生を中心に徐々に評判が広まり、利用人数が開催毎に増えているとのこと。今後は中学生の利用人数が増えるよう取り組んで行くそうです。