児童家庭支援センターすみれ
内容・資金の使い道・時期・回数・費用内訳等
【活動の内容】
30家庭に対し、延べ65回(9/29時点)家庭訪問を実施。
① 対象者の選定、ニーズの把握(6月)
② 7~9月にかけて、ひと月1回を目途にひとり親家庭や多子世帯に対して同行訪問可能な家庭に、行政と連携し本プロジェクトを通して今後の関係構築の糸口とすることを目的に開始した。提供した物資は、ロングライフパン(賞味期限の長い菓子パン)やレトルト食品、即席汁物等手軽で、子どもでも簡単に食べることが出来る物を選択した。当センターでは上記支援を実施するにあたり、地域の食料品店2店舗に発注を依頼した。
30家庭に対し、延べ65回(9/29時点)家庭訪問を実施。
① 対象者の選定、ニーズの把握(6月)
② 7~9月にかけて、ひと月1回を目途にひとり親家庭や多子世帯に対して同行訪問可能な家庭に、行政と連携し本プロジェクトを通して今後の関係構築の糸口とすることを目的に開始した。提供した物資は、ロングライフパン(賞味期限の長い菓子パン)やレトルト食品、即席汁物等手軽で、子どもでも簡単に食べることが出来る物を選択した。当センターでは上記支援を実施するにあたり、地域の食料品店2店舗に発注を依頼した。
【費用内訳】
食 材 204,665円
物 品 440円
合 計 205,105円
活動の様子
【活動の様子】
当センターが既に支援を実施している家庭だけではなく、行政と同行訪問可能な家庭に対して上記食材を届けた。連携することにより、これまで繋がりの無かった家庭との関係構築の機会となった。同行訪問を行うにあたり、家庭の抱える背景について行政と共に検討・共有したことで、本プロジェクトを通してより連携が密になり、今後の支援体制の向上に繋がったと感じる。
本プロジェクトは支援内容の自由度が高く、地域のニーズに合わせた支援が可能であったと感じている。支援開始前だけでなく開始後もニーズの把握に努めたことで、当センター管轄地域で求められた内容(子どもが自分で調理可能、すぐ食べることが出来る等)を提供することができた。また、食を通したプロジェクトであったためこれまで繋がりにくかった家庭へもスムーズに介入することができ、近況や家庭・子どもの様子を把握しやすかった。
さらには、当センターの事業や本プロジェクトを説明させていただくことで、地域に根差した児童家庭支援センターとしての役割も果たせたのではないかと思う。
今回のプロジェクトの需要は十分にあったと感じる一方で、継続する必要性とその難しさが同時に存在することも感じている。衣食住に関する支援は、単発の支援では解決できない課題があると考える。それらを踏まえてどこまで継続するのか、どういった展開を目指すのかを考えていきたい。また、当初地域の学校や幼稚園、保育園との連携も視野に入れて本プロジェクトを開始したが、この3か月の間に連携を図ることは難しく、今後の課題となった。
以下に協力を要請した市町担当者からの感想と課題をまとめる。
感想
・コロナ禍の支援で、受ける側の「支援対象になったという不信感」が払拭でき、
受け入れがスムーズであった。
・違和感なく定期的に訪問することができ、家庭の状況把握が的確にできた。
・支援物資を持っていくことで市町の受け入れがよくなり、母との関係構築に繋がったことが利点であった。
・今後、支援が必要となることが予測される家庭に対して訪問のきっかけとなった。
当センターが既に支援を実施している家庭だけではなく、行政と同行訪問可能な家庭に対して上記食材を届けた。連携することにより、これまで繋がりの無かった家庭との関係構築の機会となった。同行訪問を行うにあたり、家庭の抱える背景について行政と共に検討・共有したことで、本プロジェクトを通してより連携が密になり、今後の支援体制の向上に繋がったと感じる。
本プロジェクトは支援内容の自由度が高く、地域のニーズに合わせた支援が可能であったと感じている。支援開始前だけでなく開始後もニーズの把握に努めたことで、当センター管轄地域で求められた内容(子どもが自分で調理可能、すぐ食べることが出来る等)を提供することができた。また、食を通したプロジェクトであったためこれまで繋がりにくかった家庭へもスムーズに介入することができ、近況や家庭・子どもの様子を把握しやすかった。
さらには、当センターの事業や本プロジェクトを説明させていただくことで、地域に根差した児童家庭支援センターとしての役割も果たせたのではないかと思う。
今回のプロジェクトの需要は十分にあったと感じる一方で、継続する必要性とその難しさが同時に存在することも感じている。衣食住に関する支援は、単発の支援では解決できない課題があると考える。それらを踏まえてどこまで継続するのか、どういった展開を目指すのかを考えていきたい。また、当初地域の学校や幼稚園、保育園との連携も視野に入れて本プロジェクトを開始したが、この3か月の間に連携を図ることは難しく、今後の課題となった。
以下に協力を要請した市町担当者からの感想と課題をまとめる。
感想
・コロナ禍の支援で、受ける側の「支援対象になったという不信感」が払拭でき、
受け入れがスムーズであった。
・違和感なく定期的に訪問することができ、家庭の状況把握が的確にできた。
・支援物資を持っていくことで市町の受け入れがよくなり、母との関係構築に繋がったことが利点であった。
・今後、支援が必要となることが予測される家庭に対して訪問のきっかけとなった。
課題
・コロナ禍の支援であったため、物資配布のサービスと捉えた人が友人等に話したことで、「物資の提供を受けたい。」と問い合わせがあり、情報の取り扱いに注意する必要があった。
・プロジェクトの期間が決まっており、今後食料の供給がなくなった場合の支援継続の方法や関係性について検討していく必要がある。
・訪問のきっかけができ養育状況を把握する事が出来たが、当センターに相談を繋ぐ
事が出来なかった。今後、支援を繋ぐ際により密な連携体制を整える必要がある。
・支援拒否があるケースで、今回の物資を切り口に支援が繋がる事を期待していたが、
支援の介入が難しかった。このような家庭との関係構築方法を再度検討していく機会となった。