児童家庭支援センターけいあい

心と体の健康をサポートする活動

児童家庭支援センターけいあい

2020年10月2日 活動報告 0

内容・資金の使い道・時期・回数・費用内訳等

 当センターでは、いただいた寄附金は、8家庭21名の子どもさんのための支援につかわせていただいています。
 8家庭は、当センターが既に支援していた家庭と近隣の市にプロジェクトの説明をし、必要と思われて紹介いただいた家庭です。
 1食あたり400円と考え、1週間につき2食分の費用で購入したものを2週間に1度、家庭訪問にて提供しています。基本的には食材を届けていますが、子どもさんの年齢や保護者の希望によって、オムツや学用品も提供しています。
 8月からスタートし、9月末までに、各家庭4回の訪問で、80食分164,196円を使わせていただきました。残金も同様のかたちで使わせていただく予定ですが、さらに1家庭4名が加わります。また、他にも支援したく、調整中の家庭があります。

活動の様子

 プロジェクトを実施するにあたって、まず要保護児童対策地域協議会事務局と社会福祉協議会に協力の依頼をしました。当センターで取り組みたい方法では、大きな額とはいえ、地域全域に広く広報し、希望した方全員に提供できるわけではないことがネックになり、活用に消極的な機関もありました。しかし、できるところから始めていると、消極的だったところからも、今からでも利用できないかという声があがるようになりました。
 提供を受けた家庭の中には、「こんなにもらってもいいのだろうか」と戸惑いを見せた方もいましたが、大変な状況の中にいる子どもたちと保護者の方へのたくさんの方からの想いであることを伝えました。みなさん感謝してくださり、食材に限定しなかったことも喜ばれました。その表情を見ることができた私たちも嬉しい気持ちになりました。
 児家センでは、現物支援はできないので、このような支援の方法がとれることは、支援の幅が広がり、強みになると考えます。ただ、もらって当たり前の依存にならないようには留意しておかなければならないと思います。また、金額だけが決まっており、子どものためなら自由につかってくれてよいという柔軟性の高さが、非常に有難かったです。

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